「ダメな人ばかり引き寄せる…」
「恋人の愛が感じられない…」
友人関係や恋人関係において、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
- 人間関係に虚しさを感じる
- 恋人に大切にされていないと感じてしまう
- 友人がいつも愚痴ばかりを言っていて辛い
人間関係には悩みは付き物ですが、「なんで自分・相手はこんな性格なんだろう」と悩むよりも、『なぜそのような性格になったか』を知ることで解決に繋がることが多いです。
自分を責めるより、原因を探りましょう
この記事では、「自分の人間関係の築き方は何が影響しているのか」、事例や解決策、オススメの本を紹介します!
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多くの人と関わる中で、自分の性格ができた背景を知り、それを解消したことで良好な人間関係を築いた経験を発信。
全ての人間関係は自分が引き寄せている
「何で自分の周りにはダメな奴しかいないんだ」
あなたの周りにも、顔を合わせれば愚痴や不満ばかりを言う友達はいませんか。
もしかすると、あなた自身がそうでしょうか。
思い返して欲しいのですが、愚痴や不満を言う人は常に言っていませんか?
ポジティブな人の周りにはポジティブな友達が多くいませんか?
これは何故か、人間関係を築く際に大前提として受け入れておきたいことをお伝えします。
自分の言葉に人は集まる
結論からお伝えすると『自分の周りにいる人は、自分自身が引き寄せている』ということです。
類は友を呼ぶ
人は、あなたが発する言葉や態度に引き寄せられて集まります。
次のような人が、周りに1人はいるはずです。
・アイドルの話を熱心に語れば、アイドル好きの友達が周りに増える
・「話しかけるな」という雰囲気を出せば、誰も集まらない
・愚痴を言えば同じく愚痴を言う人が集まる
・相手の不満に対して聞く(無視しない)姿勢であれば、愚痴を言う人が集まる
・後輩に指示ばかりしていれば、指示待ちの後輩が増える
・仕事の時間にルーズであれば、周りのメンバーもルーズになる
つまり、「なんで自分の周りには◇◇な奴しかいないんだ」は、自分が◇◇を招くような言葉や態度であることが原因です。
いかがでしょうか。
「何となくわかるけど、自分が嫌な状況を引き寄せているなんて信じられない!」と僕も思っていました
簡単に受け入れることができない方も多いでしょうか。 もう少し、聞いてください。
そこに心地よさを感じている
『自分が人や状況を引き寄せている』とお伝えしました。
では、なぜ引き寄せてしまうのか。
断言します。
そこに心地よさ(自分には合っているという”しっくりくる感覚”)があるからです。
望んでいないのに、心地よさがあるってどういうこと!?
「こんなはずではない!」「こんな状況は嫌だ」と言いながら、それに心地よさ(しっくりくる感覚)を感じている状況とは何でしょうか。
・愚痴を言う友達は嫌だけど、実は相手の愚痴を聞いていると相対的に自分の優位性を感じて心地良い。逆に、愚痴を言わない人は、自分のダメな部分が目立つので心地悪い
・不幸なニュースを見て「世の中は不幸だ」と思っていたけど、 実は相対的に幸せを感じたいから、自分よりも不幸なものを探していた
・だらしのない友達に文句を言っているが、逆に、自己肯定感の高い人は自分には合わない(自分にはそんな価値はないと思っている)から、だらしのない人と一緒にいる方が心地よい
・恋人が愛情を示してくれないと悲しんでいたけど、 実は、自分が愛情を与えられる価値の無い人間だと思っていたので、愛情を感じ取っていないだけだった
・後輩に「指示を待つな」と言っていたけれど、 実は、指示待ちをやめて欲しいのではなく思い通りに動いてほしいだけなので、指示を出さずにはいられない(逆に、勝手に動かれると自分の権威が脅かされる)
思い当たる節もあるのではないでしょうか。
経験上、本人が招いている結果は、本当に望んでいること(自分に合っていると思っていること)が多いです。
自分でも認識していない場合が大半です
自分が望んでいないはずの状況を引き寄せていることについて、別記事で書いています♪
今の状況を悩む前に、まず『この状況は自分が心地よさを求めて招いている』と受け入れることが大事です。
人間関係に現れる親との関わり
自分が心地よさを求めて招いた状況について、以下を考えることが大事です。
①なぜ、そこに心地よさを感じているのか
②どうやって解決するか
まず、自分の心地よさ(常識)に大きく影響するもの、それは【幼少期の親との関係】です。
僕が、今まで関わった方々の中で、特に親との関係性が今の常識に影響していると感じた主な事例を紹介します。
自己肯定感に現れる幼少期の言葉
あなたは、幼少期に大人から「お前は○○だから」という言葉を何度も聞かされた覚えはないでしょうか。
これが「あなたは、やればできる子」などポジティブであれば良いですが、 ネガティブな言葉は、ネガティブな”常識”を作ってしまいます。
・お母さんがいないと何もできない
・人見知り
・○○が苦手
・○○がないと上手くいかない
・そんな状態なら○○できない
・大金を稼ぐことは難しい/怪しい
・失敗するからダメ
大人になって人間関係を構築する際に「自分は愛されていない」と感じている方や、新しくチャレンジする際に「自分は上手くいかないだろう」と考えてしまう方を見てきました。
この方々は、自己肯定感が低い場合が多く、その理由として、幼少期に親からネガティブな言葉を聞かされ続けた経験や、成功体験がない(と思わされている)方が多かったです。
親も悪気があって言っている訳ではないと思いますが…
恋人や夫婦関係に現れる幼少期の体験
また、幼少期の家庭での体験も自分の常識や人間関係の作り方に大きく影響します。
今まで見てきた3名の方の事例を紹介します。
Aさん
・仕事が忙しくて親と遊べない
・父は仕事だけ、家事は全て母
Bさん
・母が常に疲れている
・父と母が仲が悪い
Cさん
・服装や進路など全て母が決める
この体験は、次のような状況を招きます。
・仕事が忙しくて親と遊べない
⇒自分は愛される価値が無いと認識してしまい、恋人からの愛情も不足していると感じる(一緒に過ごす時間など目に見える証拠が無いと不安になってしまう)
・母が常に疲れている、父と母が仲が悪い
⇒「自分が頑張っていないから」と自責が大きくなる。人に好かれるよりも、嫌われないことに注力する。「父が頼りない」と男性に対して悪い印象を持つ。
・服装や進路など全て母が決める
⇒自分で何も決めれなくなる
以上のように、幼少期の経験によって、今の自分の価値観が形成されることが大半です。
それを踏まえて、現状に悩みがある方は 自分の価値観ができた背景を知り、親とのネガティブな関係性を解決することが大事です。
次で紹介します。
親とのネガティブな関係を解消する
親とのネガティブな関係性の解消について、紹介します。
①親との関係性を見つめる
②親への固定観念を捨て前に進む
親との関係性を見つめる
まずは、親との関係性を見つめてみることです。「幼少期に長い時間を過ごした人」という点で、友達や先生なども考えられますが、大半の方は両親になるかと思います。
「今の自分の常識は何故できたのか」という視点で幼少期の体験を書き出してみましょう。
頭で考えるだけでなく、紙に書くことで整理できます
「元々から自分はこういう性格だ」という諦めではなく、「この性格は何かが影響して作られた(変えることもできる)」という前提で、理由を探してみてください。
「だから自分は○○なんだ!」と理由がわかるだけでもスッキリします
親への固定観念を捨て前に進む
自分の常識が作られた理由を認識したうえで、新たな常識を作り替えましょう。
「自分は昔から○○だ」と諦めるのではなく、「本当は○○になりたい」を叶えるための方法を紹介します。
①親も不完全な人間と割り切る
親は自分を育ててくれた感謝するべき存在ですが、言うことが全て正しい訳ではありません。
親も自分と同じで、多くの大人に影響を受け、人間関係に悩んできた1人の人間です。
「親のせいで○○になった」という被害者意識や、「親だから完璧」という観念を捨てて、自分で価値観を選択していくことを決めれば心が軽くなるはずです。
②親と向き合う
親と対面で話してみることもオススメです。
親に対して、「なぜあのような言葉を使っていたのか」、「自分はネガティブな記憶として残っている」ということを伝え、親の真意を確認することで、誤解が解けて心が軽くなる事例を多く見てきました。
Aさん
仕事が忙しくて親と遊べない
⇒父親「子供を愛するからこそ頑張っていたが、時間を作れなかったのは申し訳ない」
Bさん
・母が常に疲れている、父と母が仲が悪い
⇒母親「仕事は疲れたけど子供のために頑張れた、父親は頼りのない面もあるけど話を聞いてくれる有難い存在」
Cさん
・服装や進路など全て母が決める
⇒母親「上手くいって欲しかっただけ、自分で決断できなくなる事態は想像できなかった、今後は選択に口を出さない」
大半の場合は自分の認識と親の真意は違っています
③身を置く環境を変える
自分が大人から影響を受けたように、こうなりたいと感じる人や環境に身を置くことで、自分を同じ状態に近づけることができます。
そういった意味では、親から影響を受けない最初の解決策は、実家から出ていくことです。
自分を変えたい人は、環境を変えましょう
まとめ
この記事では 「何が自分の人間関係の作り方に影響を及ぼすのか」について、事例や解決策と合わせて紹介しました。
・自分の言葉や態度で周りの人が変わる
・本当に望むことを引き寄せている
・幼少期の体験が、その後の”常識”を作る
・親との関係性を見つめ、先入観を捨てる
・新たな環境で自ら価値観を選択する
全ての人間関係に通じる親子関係について、オススメの本2冊を紹介します♪
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